資本の有機的構成の限界 資本に関する限界生産力の逓減 ※労働当りの資本をいくら増やしても、生産を増やせるというものではなく、そうした資本蓄積の効果は徐々に小さくなっていく。 例えば、先進国では10兆円の資本で1億人の労働力を雇用し、3兆円を生み出す。(生産力は高い) 途上国では2兆円の資本で1億人の労働力を雇用し1兆円を生み出す。 (生産力は低い) 合せると4兆円の生産。 もし・・・先進国から途上国に2兆円資本を移したとすれば、先進国では生産力が2.7兆円に減少。 反対に途上国では生産力が1.8兆円に増える蓋然性がある。 ・先進国では2兆円という資本の減少が0.3兆円の生産の減少をもたらし ・途上国では2兆円という資本の増大が0.8兆円の生産増大をもたらす。 ・両国全体では差引き0.8兆円−0.3兆円=0.5兆円の増大という結果をもたらす。 最適資本労働比率 ※いくら機械化を進めたからといっても、労働の総量を減少させることはできない。 例えば、1台の機械を生産するのに10時間の労働を必要とする。 その機械を使用して同じ量の生産物が、次のような生産条件で出来るとすれば 福岡県 北九州市 若松区 ビジネスホテル うめかぜ組合

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